■山2あ0437号型
■導入:昭和32年(1957年)〜昭和33年(1958年)、新製
■型式:三菱WR270(437)、275AS(575,576,765)、280改(601)
■車体:西工
■形状:リヤエンジン、中折扉
■用途:路線
■配席:ロマンス(601以外)、ロング(601のみ)
■構成:437(S32.7〜S43.12)
575(S33.2〜S45.6)
576(S33.2〜S45.6)
601(S33.4〜S43.12)
765(S33.10〜S45.4)
(計5台)
この5台は同時期に導入されており、型式・仕様が異なりますが、同目的の類似車
で あるため、便宜上、「あ437号型」として一括しておきます。
上記あ281号型に続き、WR270系列が増強されており、このうち「WR275AS」型は
中扉専用形式と思われますが、車重が100キロ重い以外は、ホイールベースを含む
車体寸法なども同一のようですので、詳細は不明です。
また、車検証上は「WR270」と表記されているようです。
一方の601号車(WR280型)については、この系統において唯一の短尺車である
ため、区別は容易です。
ただし、山口市営が導入した車両は「改」と表記されており、何か特殊な個体だった
のかもしれません。
DB7型エンジン(130馬力)は変更されていなかったようですが、ターボチャージャー
を搭載した試作車(のターボ撤去車?)だったのでしょうか。
この場合は、本車の出自は中古車という可能性も考えられます。