■山2-20063号型
■導入:昭和25年(1950年)〜昭和26年(1951年)、中古?
■型式:三菱B22
■車体:梁瀬
■形状:フロントエンジン、中折扉
■用途:路線
■配席:ロマンス
■構成:20063(S25.10〜S39.4)、S34.10に「山2あ1031」へ登録替
20064(S25.10〜S39.6)、S34.10に「山2あ1032」へ登録替
20073(S26.4〜S38.4)、S34.10に「山2あ1035」へ登録替
20092(S25.1〜S32.8)、中古
(計4台)
この4台はほぼ同時期に導入されており、仕様は僅かに異なるとは思いますが、
同目的の同型車であるため、便宜上、「山2-20063号型」として一括して
おきます。
上記B1型(601号)に続き、昭和25年からはB2型の標準尺が導入されました。
このうち、20092号車に関しては、三菱車という以外は情報がないものの、
導入年と他車の配置数を考慮すると、B22型ではないかと推測しています。
また、本車型は取得価額が上記20072号車の約半額程度ですので、全てが
中古車だった可能性もあります(20072号車の214万円に対して、111〜118万円
程度)。
なお、5桁のナンバープレートが山口県で規定されたのは昭和26年からの
ようですので、登録替えが行われた結果、この時期は本型のように交通局での
導入順と登録番号が前後するものが多くなっている、という特徴があります。
(※当サイトでは、この「5桁時代」は原則として番号順でご紹介しています)